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フッ素を取り入れた歯磨きで虫歯予防を

はじめに

フッ素は、お口の健康を維持するために欠かせない大切なミネラルです。むし歯の予防と歯の強化に効果があると広く認知されており、歯のエナメル質を強化して、食事や飲み物などで晒される酸による歯の脱灰を阻止することで、虫歯のリスクを著しく減少させます。

このブログでは、フッ素の有効な利用法とそのメリット、さらに使用上の注意点について詳しくご紹介します。

フッ素の効果とそのメリット

フッ素は、むし歯を予防する上で欠かせない役割を担っています。歯のエナメル質に直接作用して、酸によるミネラルの流出を阻止します。歯をガードする役割があるのですね。

さらに、フッ素は歯の再石灰化を促進することもできる優れものです。既にダメージを受けたエナメル質の表面をしっかりと修復します。これにより、歯は毎日の食事や飲み物での酸の攻撃に対してより強く、耐性が向上します。多くの研究がフッ素の効果を裏付けており、フッ素入りの歯磨き粉や歯科医院でのフッ素塗布を通じて定期的にフッ素を摂取することは、むし歯の発生率をとても分かりやすく確立を下げることが示されています。

特に、子供時代からのフッ素の使用は小児期から成長する歯を守り、一生涯のお口の健康の土台を築くのに役立ちます。

子供の頃に、いかに歯の質を守ることができるかということが、とても重要です。

子供の頃は、生えたての乳歯はとても脆く柔らかい特徴があります。そのために、しっかりとフッ素を塗ることで回数を重ねていき、歯の質を強化する必要性があります。

フッ素を塗布することでとても硬い歯の表面になれば、ちょっとやそっとで虫歯になることや、知覚過敏なのどの症状を抑えることが可能です。

それほど、フッ素はとても有効な物質なのです。 

フッ素の取り入れ方

フッ素の日常生活への取り入れ方には様々な方法があります。最も一般的なのは、フッ素配合歯磨き粉の使用です。選ぶ際は、フッ素含有量が記載された信頼できるブランドの製品を選ぶことが重要です。当院では予防先進国のスウェーデンで指導されている歯磨きの『イエテボリ法』を推奨しています。
①1日2回朝・夜に磨く
②フッ化物入りの歯磨き剤を2cmつける(大人の場合)・〜2歳までは米粒程度(1~2mm)・3~5歳グリンピース程度(5mm)
2分間ブラッシングする
④ブラッシング後2時間飲食をしない
4つの2を覚えていただけるといいです。うがいをするとフッ素が流れてしまうので、なるべくうがいをしないでください。お口をゆすぎたい場合はペットボトルのキャップ1杯(5cc)程度のお水をお口に含み全体に行き渡らせてください。または、フッ素入りの洗口液も効果的です。食後や就寝前に使用することで、歯全体にフッ素を行き渡らせ、むし歯の予防に役立ちます。ただし、小さな子供が誤って飲み込むリスクがあるため、使用する際は年齢と安全性を考慮する必要があります。

ブクブクうがいができる年齢になってからでないと、使用は控えるなど時期は歯科医院で見計らってもらうようにしましょう。

歯科医院での高濃度のフッ素塗布は、より集中的なケアを提供し、むし歯予防に大きく貢献します。これは特にむし歯リスクが高い人や、フッ素の日常的な摂取が難しい場合に効果的です。

定期検診などの機会に定期的な塗布をすることで、とても良い状態のお口の中を維持することが可能です。

フッ素の使用時の注意点

適切に使用すれば、フッ素は口腔健康に大きなメリットをもたらしますが、過剰摂取はフッ素症などのリスクを伴います。特に子供の場合、摂取量には細心の注意が必要です。フッ素の使用量と頻度に関しては、歯科医院の指導に従うことが最も安心です。

まとめ

フッ素は、適切に使用することでお口の健康に大きく貢献します。むし歯予防と歯質強化のために、フッ素入りの歯磨き粉や洗口液の日常的な使用を心がけましょう。お子様への使用には注意を払い、推奨される量を守ることが重要です。定期的な歯科診断を通じて、それぞれに適したフッ素使用の計画を立てることをお勧めします。当院でもフッ素塗布を行っており、使用する歯磨き粉やフッ素入りの歯磨き粉についても詳しく説明していますので、フッ素でお困りのことがあればぜひご相談ください。