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歯磨き、上手になりませんか?

毎日行っている歯磨き。誰かに教わる機会はありましたか?

気がつけば、小さい頃から記憶を辿ればなんとなく

「歯磨いたの?早く歯を磨いて寝なさい!」

などと言われていたような記憶があっても、詳しく磨き方を教えてもらったことなんてなかったかもしれない。。

そんな毎日している歯磨き。

これが上手になると、お口の環境が良い方向にガラッと変わるのをご存知でしたか?

今回は、歯磨きが今よりもっともっと上手になる方法をお伝えいたします。

ぜひ最後までお読みいただきますと幸いです。

 

〜歯磨きで気をつけるポイント〜

歯磨きで気をつけるポイントについて、詳しく解説します。

普段、何気なく、そして毎日必ずしている歯磨き。特に意識しなければいつもと同じように流れがあって歯磨きをしますよね。そんなときに意識することを変えるだけでも大きな変化が現れます。

 

歯ブラシの当たり方を意識する

歯ブラシが歯のどこに当たっているかを確認することが大切です。

歯ブラシは、歯の全体の面に当てなければプラークをきれいに落とすことが出来ません。

そうすると、歯ブラシが今自分のお口の中のどの辺りにいて、どの歯のどの面を磨いているのだろう?ということを意識するだけでも、細かく歯を磨こうとする意識が芽生えます。

 

動かし方を意識する

歯ブラシを動かす幅を意識すること、これは大切な意識です!

「歯ブラシを大きくガシガシ動かすと磨けた気がする」というご意見があるのもよく分かります。ですが、大きくガシガシ動かすときに磨けているのは本当に歯の一部分のみです。

その大きな力をで使うのであれば、汚れが落とせて力加減も省エネで歯ブラシを動かした方が効率的だと感じていただけるかと思います。

 

歯ブラシを持ちかたを意識する

歯ブラシを持つ時の持ち方、意識されていますか?

歯ブラシは、グーの手で握る持ち方をするのは、幼少期のみで卒業してもらえるとベストです。小学生に入る頃のお子様でも、歯ブラシの持ち方をお伝えさせていただいていますが、歯ブラシはペングリップ、鉛筆持ちで持つように指導をさせていただいています。

大人の方ほど、歯ブラシの正しい持ち方は幼少期に指導をされた方が少なく、それぞれの持ちやすいように歯ブラシを握られている印象です。

ペングリップにすることで、歯ブラシの動かし方に小まわりが効くので、歯ブラシを動かしやすくなります。

手先の関節がこわばるなど、自由が利かない場合以外はペングリップをお勧めします。

 

 

歯の表面を舌で触る

歯の表面を舌で触ってザラザラしていませんか?ザラつきがないか確認してみましょう。

歯の表面にプラークが残っている場合や、歯石が付着しているところは、舌で触るとザラザラとします。歯磨きをし終わった後に舌で歯の表面を舐めて確認してみてください。そうすることで、歯の表面に汚れが付着していないかどうか確認できることと同時に、舌を歯の表面全体を舐めることで舌を大きく動かします。

舌を動かす筋肉を大きく動かすので、顎の輪郭のリフトアップにも繋がりますし、唾液も出やすくなります。

 

〜歯ブラシだ気でなく、フロスや歯間ブラシはマスト〜

歯ブラシだけではなく、フロスや歯間ブラシを一緒に使用していますか?

歯ブラシで取り除けるプラーク汚れは、およそ60パーセントほどです。歯と歯の間に貯まる汚れ、歯と歯がくっついている部分に虫歯の細菌や歯周病の細菌が潜んでいます。

フロスや歯間ブラシを使用して、残りの40パーセントの汚れも落とし、お口の中の細菌数を減らしましょう。

 

〜歯磨きが上手になると健康的になる〜

お口の中に細菌は、善玉菌と悪玉菌がいます。

歯周病や虫歯を誘発させる細菌が多くなると、善玉菌の数が減少します。

ですので、まずはしっかりと歯磨きができるようになり、歯の表面に付着した汚れを除去することで悪玉菌が増えるのを食い止めます。

腸内の悪玉菌の中に歯周病の細菌が居るという研究結果も出ているので、腸内の環境とお口の中の環境も連動しています。

免疫力が低下している高齢者の方に、お口の中のケアを施した状態と、何もしていない状態では誤嚥性肺炎になる確率が格段に違います。お口の中の細菌をそのまま飲み込んでしまうだけではなく、上手く飲み込めずに気管支の方へ入り込み、肺炎になってしまう症状です。

 

〜まとめ〜

お口の中のプラークをいつもご自身で行う歯磨きで除去することで、虫歯や歯周病、口臭予防にもなりますし、全身の健康にもつながっていることがご理解いただけたと思います。

当院では、予防歯科に力を入れています。歯磨きがもっと上手になれるポイントを丁寧にお伝えさせていただきますので、ぜひ当院までご相談ください。